講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

神、人間、動物

前回の続きとして、特権的な知の対象としての人間について、補足的に解説。無限から出発して有限性を考えるのではなく、有限性を有限性そのものから出発して考えるようになるとはどういうことなのかということ、そしてさらに、実は有限性はそれ自身の基礎とはなりえないとはどういうことなのかということについて、いわば今後の展開を先取りするかたちで説明しておきました。


でもどうやら、ちと難しすぎたようですね。最初はよくてもどんどん加速度が増していく、という指摘があったけれど、言い得て妙かもしれません・・・