講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2017-01-01から1年間の記事一覧

第13課(1)

単純過去と前過去を終えて、直接話法と間接話法の時制の一致まで進みました。次回でいよいよ教科書をすべて終了することができそうです。

レジオン・ドヌール(2)

第11課を終了し、後期の試験範囲を無事終えることができました。試験対策プリントを参考にして、しっかり復習しておいてください。

フーコー(1)

フーコーの第一回目。今日は『監獄の誕生』から、「規律権力」にとっての「試験」の重要性に関して述べられた箇所を紹介しました。できるだけ具体的な例を出して説明したつもりですが、どうだったでしょうか。

Mané, Thécel, Pharès (3)

前回仏作文の正解から。 Il n'y a guère d'homme assez habile pour connaître tout le mal qu'il fait.今回課題はこちら。 「若さは持続的な酩酊である。それは理性の熱病なのだ。」テクストは136ページの下から2行目まで読了。次回は次のテクストへと…

刑罰制度と告白

先日質問の出たカントの道徳法則に関して簡略に回答した後、テクスト講読は11ページ7行目まで。このあたりは『監獄の誕生』やコレージュ講義の内容にかかわるので、時間があったら詳しく説明するつもりです。

卒論発表&フランス語レジュメの書き方

本日はサドについての発表をやってもらった後で、フランス語レジュメの書き方について説明しました。レジュメはとにかく、簡単な表現を使って通じるフランス語を書くことを第一に考えてください。

第12課(2)

第12課をEn plusまで終了。次回でできるだけ進めて、教科書が終わったら復習の時間にあてたいと思います。

レジオン・ドヌール(1)

第11課を19行目まで読了。来週には試験範囲を終えられそうです。

サルトル(2)

サルトルの第2回目は「実存は本質に先立つ」ということについて。「自由の刑」よりも受け入れやすかったのではないかと思います。

Mané, Thécel, Pharès (2)

仏作文前回課題の正解はこちら。 La petitesse de l'esprit fait l'opiniâtreté; et nous ne croyons pas aisément ce qui est au-delà de ce que nous voyons.今回課題はこちらです。 「自分がしている悪の全体を知りつくすほど抜け目のない人間はめったに…

真理陳述をめぐる批判哲学

10ページ14行目まで読了。カントのコペルニクス的転回を簡単に解説したところ、道徳の問題に関しても質問が出たので、来週説明することにします。

卒論発表(5)

本日の発表は、マリー=アントワネット、シャネル、カミュ、ベルクソンについて。もう締め切りまであと1ヶ月と迫ってきたので、まずは文字数クリアを第一目標に書き進めることが必要です!

第12課(1)

本日は第12課の接続法現在まで終了。この調子なら、なんとか年内に教科書を最後まで終われそうです。

主日の安息(2)

32ページExercices?の(1)まで終了。次回は残りをやって、第11課レジオン・ドヌールへと進みます。

サルトル(1)

本日よりサルトル。「人間は自由の刑に処せられている」という記述について発表してもらいました。実存主義に賛同できるかどうかは別として、具体的なイメージを持つことはできたのではないかと思います。

Mané, Thécel, Pharès (1)

仏作文前回課題の正解はこちら。 Le plaisir de l'amour est d'aimer; et l'on est plus heureux par la passion que l'on a que par celle que l'on donne.今回課題はこちらです。 「精神の小ささは頑迷さをもたらす。そして我々は、自分の理解を超えるもの…

告白と哲学

9ページ12行目まで読了。批判哲学や超越論的主体の問題が出てきたのでちょっととっつきにくかったのではないかと思います。来週、カント哲学について簡単に説明する予定です。

卒論発表(4)

今回は、ファッション、イスラーム、アイドル、実存主義、恋愛論について。いつもながらバラエティに富んだ発表でした。

第11課(2)

第11課をen plusまで終了。次回は第12課です。

主日の安息(1)

第8課を18行目まで終了。次回は練習問題まで進みます。

ベルクソン(2)

『物質と記憶』のなかの二種類の記憶に関する一節を紹介。二種類の時間の話と同様、日常的な経験から理解できる箇所だと思うんだけど、言い回しがちょっとわかりにくかったかもしれませんね。

討論

仏作文の正解はこちら。 L'intérêt met en œuvre toutes sortes de vertus et de vices.今回の課題はこちらです。 「愛の喜びは愛することにある。そして人は、自分が抱かせる情熱よりも、自分が抱く情熱によって幸福を感じるのである。」 本日は「性倒錯」…

告白の歴史的発展

テクストは8ページの8行目まで進みました。告白と歴史的・哲学的問題とのかかわりのところです。

卒論発表(3)

本日の発表は、魔女、バレエ、女性の生き方、靴、サルトル、アニメーションについて。すでにほぼ書き終えている人もいましたね。まだ半分以下の人は、もう、本気で焦ってください。

第10課(3)、第11課(1)

まずは先週の中間試験の答案を返却・・・の予定だったんだけど、授業ノートごと忘れてしまったために、返却できませんでした。ごめんなさい!来週は必ず持ってきます。授業は第10課を終えて、第11課のジェロンディフまで終了しました。次回は条件法から…

ドローン(2)

第6課を練習問題まで終了。次回は第8課「主日の安息」です。

ベルクソン(1)

本日よりベルクソン。『創造的進化』の冒頭部分を発表してもらいました。結構難しかったと思うけれど、よく理解してくれたようで大変結構。次回は二種類の記憶の話です。

Je meurs sans regret, puisque c'est pour la bonne cause(4)

前回仏作文の正解はこちら。 La véritable éloquence consiste à dire tout ce qu'il faut, et à ne dire que ce qu'il faut.今回課題はこちらです。 「私欲は、あらゆる種類の美徳と悪徳を活用する。」テクストは第8章を読了。その後の時間で、性倒錯に関…

告白と権力

テクスト講読は6ページの最後の行まで。今日は権力の話が出てきたので、フーコーの権力論についておおざっぱに解説しました。

卒論発表(2)

今回は、ゾラ、BL、少年愛、ファッション、トイレ、アニメーションをテーマにした発表。発表者数が多かったので細かいところを端折って進めたんだけど、ちょっと急ぎすぎましたね。次回はもう少しペースがつかめると思います。