講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

イントロダクション

今年度の現代思想論は「セクシュアリティ」をめぐる問題を、ミシェル・フーコーを手掛かりにしつつ考えていきます。第一回目の今日は、性に関してみなさんがどのような問題意識を持ち、どれくらいの知識を持っているかを知るために、いくつかの簡単な問いについて考えるところを書いてもらいました。今後の授業の組み立てに役立てたいと思います。なお、毎回の授業は、性に関する何らかの具体的な問題についてまずみなさんに考えてもらい、そのあとで私が解説、そして最後に私の話に対してみなさんからコメントないし質問、というかたちで進めていく予定です。


今日紹介した参考文献は以下の通り。WEB上で入手できるものにはリンクをはっておきましたので利用してください。

フーコー・コレクション5 性・真理』
『性の歴史』第一巻『知への意志』、第二巻『快楽の活用』、第三巻『自己への配慮』
『異常者たち』(「訳者解説」
「セクシュアリティと欲望の真理」