講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Je meurs sans regret, puisque c'est pour la bonne cause(2)

仏作文前回の課題はこちら。 Il n'est pas si dangereux de faire du mal à la plupart des hommes que de leur faire trop de bien.そして今回課題はこちらです。 「声の調子や目つきや表情には、言葉の選択と同じくらいの雄弁さがある。」今回は前回に引き…

告白とその効果

構造主義の説明などに結構時間を割いたため、テクスト講読は4ページ14行目まで。前のテクストより読みやすいかと思っていたのですが、必ずしもそういうわけではなさそうですね。ゆっくり説明しながら進めていきます。

卒論面談(3)

卒論面談の3回目。ほぼ全員のゼミ生との面談が終了しました。すでに数名は書き進めた原稿を送ってくれていて、大変結構。遠慮せず、ちょっとでも書いたらどんどん送ってください。

第9課(3)、第10課(1)

第9課En plusを終えて、第10課中性代名詞の説明まで終了。ただし次回の中間テスト範囲は、第7課から第10課の動詞の活用までです。本日配布した対策プリントを活用してしっかり復習しておいてください。

サンタクロース(2)

第18課の練習問題まで終了しました。次回は前に戻って第6課ドローンを読みます。

ヴォルテール(1)

ヴォルテールは『哲学辞典』よりまず「愛」の項目をピックアップ。このテーマはやはり自分に引きつけて考えたくなりますね。もちろんそれでも結構です。

第9課(2)

第9課の関係代名詞について簡単におさらいをした後、比較級、最上級まで終了。ここは結構わかりやすかったのではないかと思います。次回はEn plusをやって、第10課に進みます。

サンタクロース(1)

第18課の21行目まで終了。次回は残りのテクストを読んで、Exercicesへと進みます。

デカルト(2)

デカルトの第二回は『方法序説』の第四部を、方法的懐疑からCogito ergo sumに辿り着くプロセスに絞って発表してもらいました。やはりここは難しかったですね・・・次回からのヴォルテールはもう少し取っつきやすいと思います。

本日は体調不良のため失礼しました。来週までには治します!

卒論面談(2)

本日は例外的に水曜日の卒論面談。月曜日だけでは十分な時間がとれないので、水曜を利用して8名と面談を行いました。とにかく書くことです!

Je meurs sans regret, puisque c'est pour la bonne cause

まずは仏作文の正解です。 C'est une grande habileté que de savoir cacher son habileté.そして今回課題はこちら。 「大多数の人々に悪をなすことは、彼らにあまりにも善をなすことほど危険ではない。」キュニコス派に関する討論の続きをやって、次のテク…

精神医学と告白

今回よりMal faire, dire vrai開講講義を講読開始。3ページの二つ目の段落まで読み終えました。前のテクストより読みやすいかなと思ったけれど、細かく見ていくとやはり簡単ではありませんね。

卒論面談(1)

本日は卒論面談1回目。2時間にわたって9名のゼミ生と現在の状況や今後の進め方について確認しました。気がついたらもう締め切り、とならないよう、書けるところから少しずつ書き進めてください。

第8課(3)、第9課(1)

今日は第8課En plusをポイントを絞って説明した後、第9課の関係代名詞dontまで終了。ただ最後はかなり駆け足になったので、次回もう一度おさらいする予定です。

ラスコー洞窟(2)

60ページExercicesIVまで終了。次回は残りを終わらせた後、第18課サンタクロースへと進みます。

デカルト(1)

今回は『方法序説』第三部の発表。方法的懐疑を行うにあたり、とりあえず従うべき規則としてデカルトが定めた3、4の格率について考察しました。難しい話が多かったかもしれないけれど、自分の日常に引きつけた考えれば納得のいくものもあったのではないか…

キュニコス派

仏作文の正解はこちら。 L'hypocrisie est un hommage que le vice rend à la vertu.今回課題はこちらです。 「自分の能力を隠す術を知っていることこそ、大いなる能力である。」今回はキュニコス派に関する討論。「極端化」、「自然性」、「依存性」などに…

告白と真理

前期から講読していたLes techniques de soiを今回で読了。次回からは、告白の問題を別の観点からとり上げ直したテクストMal faire, dire vraiに入ります。

趣味の問題

前回仏作文の正解はこちら。なお今回で仏作文は終了です。 Quelque prétexte que nous donnions à nos afflictions, ce n'est souvent que l'intérêt et la vanité qui les causent.『快楽の活用』の講読も今回で終了。ギリシア人にとって異性を愛するか同性…

第8課(2)

第7課の半過去の用法、大過去、受動態まで終了。En plusについては概要だけにとどめておいて、来週詳しく説明することにしました。

ラスコー洞窟(1)

前回少し残っていた練習問題を終えて、第15課「ラスコー洞窟」へ。58ページ14行目まで終了しました。

モンテーニュ(2)悲しみについて

今回から受講者による発表開始。『エセー』のなかの「悲しみについて」について、簡潔に要約し、自分たちのコメントも明快に述べてくれて、大変結構。次回からの発表のよいお手本になったのではないかと思います。

Fridolin vaut un régiment (4)他

仏作文の正解はこちら。 La plupart des gens ne jugent des hommes que par la vogue qu'ils ont, ou par leur fortune.今回課題はこちらです。 「偽善は、悪徳が美徳に対して払う敬意である。」第6章の残りを読み終えた後、次の討論の主題として、キュニ…

自己の解釈学

1630ページ下から18行目まで終了。次回でこのテクストを終えることができそうです。

美しいものへの欲望

まずは仏作文の正解から。 Il y a des gens niais qui se connaissent, et qui emploient habilement leur niaiserie.今回課題はこちらです。 「我々が自分の悲嘆にどんな口実を与えるにせよ、多くの場合、その悲嘆を引き起こすのは欲と虚栄心でしかない。」…