講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

期末試験

今回は前期の期末試験。かなり範囲を絞って出題してみました。出来はいかがでしたか?

総復習など

今回が春学期最後の授業。第7課の内容をちょっとだけ紹介した後、試験範囲の総復習を行いました。とにかく、範囲が限定されているので、しっかり勉強し、すべて暗唱できるくらいにしておいてください。

バタイユのマネ論(2)

最初に大学院中間発表に関する内容紹介をやってもらった後、バタイユのマネ論に関する論文の続きを読んでいきました。最後は時間切れでバタバタになってしまいましたが、マネの絵画の「沈黙」を強調するバタイユの主張はだいたい理解してもらえたのではない…

amour-propre

まずは仏作文の正解から。Le silence est le parti le plus sûr de celui qui se défie de soi-même.今回課題はこちらです。 「友人を信用しないのは、友人に裏切られるよりも恥ずべきことだ。」 本日は「自己愛」の項目を読了。あらゆる行動、あらゆる感情…

卒論プランについて

本日は卒論プランの作り方について、サンプルを用いながら説明しました。自分がどのような問いを提出するのか、その問いにどのような順序で答えていくのか、そのためにどのような資料が必要なのかを、まずは考えてみてください。

第6課(3)

本日で第6課を終了。ここまでが試験範囲となります。次回のディクテ範囲は30ページ7行目からの3行。 今学期最終回の来週は、第7課で扱うブルターニュ地方の紹介を少しやった後、試験範囲の総復習を行う予定です。

バタイユのマネ論(1)

本日より、バタイユのマネ論に関する論文を講読。思いのほかわかりにくかったようで、68ページ下から4行目まで。あくまでもおおざっぱな紹介なので、来週なんとか最後まで確認したいと思います。

amour nommé socratique (討論)

前回仏作文の正解です。 L'amour de la justice n'est en la plupart des hommes que la crainte de souffrir l'injustice.そして今回の課題。 「沈黙は、自分に自信がない人にとっての最も確実な策である。」 「ソクラテス的愛」に関する討論。日本における…

狂気について

本日は狂気についての討論。とくに、狂気=病という考え方について意見を交わしました。精神の病とされるものに関しては、みんな多少とも懐疑的のようでしたね。次のテクストでは、どのようにして狂気が医学の対象に還元されるようになったのかという歴史的…

第6課(2)

30ページTexte6を9行目まで終了。次回は第6課を終わらせる予定です。ディクテ範囲は、30ページ1行目から3行目まで。なお、前期期末試験の範囲は第1課から第6課まで。主に毎回のディクテ課題から出題するので、しっかり復習しておいてください!