講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イントロダクション

「基礎研究」は後期より開始。というわけで、第一回の今日は、授業の目的、やり方などについて、簡単な説明を行いました。発表担当者を募ったところあっという間に決定。頼もしい限りです。 ではこれから半年間どうぞよろしく!

人称代名詞

教科書30ページⅠ.人称代名詞を説明。31ページの練習問題は1.のみ終わりました。宿題は31ページの練習問題2。そしてディクテは、1の1)〜7)です。 今日からちょっと説明のやり方を変えてみたところ、だいぶ眠気防止になったようですね。しばら…

秋学期スケジュールなど

やはり後期は、最初から卒論指導体制に入ることにしました。それで、今日は早速、卒論発表の希望日を調査。それに加えて、自分の卒論が今の段階でどこまで進んでいるかを一人ひとりに話してもらいました。 来週および再来週は、卒論作成の細かいやり方などを…

フーコーの「侍女たち」

後期も、前期に引き続きダニエル・アラスのテクストを講読。今回は、ベラスケスの作品「ラス・メニーナス」を扱った文章を読むことにしました。これはもちろん、フーコーが『言葉と物』のなかで述べた内容を踏まえてのテクスト。というわけで、初回の今日は…

前期のおさらい

前期授業でやったことのおさらいを、前期からの受講生にちょこちょこ質問しながら比較的丁寧にやってみました。「政治的パレーシア」の後は、「倫理的パレーシア」の話。まずは、プラトン『ソクラテスの弁明』を扱いながら、ソクラテスのパレーシアとはどの…

恐怖について(1)

今学期も仏作文やります。今回の課題はこちら。「自分が行う悪のすべてを知っているほど賢い人間などいない。」 最初に読むのは「恐怖について」。黒板にフランス語を書き、構文をとりながら、最初の部分のみゆっくり読んでみました。恐怖の原因はよくわから…

『知の考古学』

個人サイト「研究」ページを更新し、以下を追加しました。ミシェル・フーコー著『知の考古学』 河出書房新社、2012年 (「訳者解説」410-427頁)