講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2015-01-01から1年間の記事一覧

卒論指導

年内最後の卒論指導は自由参加。研究室に待機していたところ、夕方までに数名が質問に来てくれました。本当にもう締め切りは目前なので、提出できる状態に達することを第一に考えてください!

Lecon 13 (1)

年内最後の今回は、第13課を直接話法と間接話法から解説。単純過去については、年明けすぐの授業で扱う予定です。

性格(3)

仏作文前回課題の正解はこちら。 Il est bien plus aisé d'éteindre un premier désir que de satisfaire tous ceux qui le suivent.今回課題はこちらです。 「何かを強く欲する前に、それを所有する人の幸福がどれくらいのものであるかを調べる必要がある。…

la conscience est inséparable de son expression

43ページの最後まで読了。1月の2回の授業でなんとか最後まで終えることができそうです。

模擬卒論審査

本日は慎改ゼミ恒例の模擬卒論審査。現時点での卒論原稿をプリントアウトして持参してもらい、これからどれくらいがんばらなければいけないかを判定しました。A判定が結構いた反面、D判定もちらほら。すでに残り1ヶ月を切っており、これからが正念場です!

Lecon 12 (2)

本日は第12課のEn plus。練習問題も含めて最後まで終わりました。あとは第13課を残すのみです!

性格(2)

前回仏作文の正解はこちら。 Nous nous tourmentons moins pour devenir heureux que pour faire croire que nous le sommes.今回課題はこちらです。 「最初の欲望を鎮めることの方が、それに続くすべての欲望を満足させることよりも、はるかに容易である。」…

Conception de Max Scheler

本日より、マックス・シェーラーによる他者論に関する記述。42ページまで進みました。

模擬卒論審査(先行2名)

本日は、来週の模擬卒論審査を前に、来週来られない2名の審査を行いました。判定を真摯に受け止めて、しっかり書き進めてください!

Lecon 12 (1)

第11課接続法を終了。今日は、期末試験および再試験の範囲や注意事項について説明しました。

性格(1)

仏作文前回課題はこちら。 Il n'est jamais plus difficile de bien parler que lorsqu'on ne parle que de peur de se taire.今回課題はこちらです。 「我々は、幸福になるためよりもむしろ自分が幸福であると信じさせるために苦労している。」 今回から「…

la possibilité de partir sans poser le "cogito" primordial

本日は41ページの下から16行目まで。次回はフッサールからマックス・シェーラーへと移行します。

卒論発表(4)

本日の卒論発表は、少数言語、LGBT、シネジャズ、同性カップルと子ども、フランスと不倫、シャネルについて。今回でひとまず発表は終了です。あとはとにかく書いて、書いたら送ってください!

Lecon11 (2)

第11課をEn plusまで終了。次回の接続法がヤマです。

最善説(討論)

仏作文の正解はこちら。 On ne donne des louanges que pour en profiter.今回課題はこちらです。 「黙っているわけにはいかないというだけの理由でしゃべるときほど、うまくしゃべるのが難しいことはない。」 討論は、楽観的か悲観的かという話を中心に展開…

Existence d'autrui

本日より新しいテクストを講読開始。フッサールの他者論に関するメルロ=ポンティの講義です。「言語の現象学について」で展開されていた議論が明快に語られていて、だいぶわかりやすいのではないかと思います。

卒論発表(3)

今回の発表は、移民問題、ダリ、美女と野獣、クレーヴの奥方、サッカーと人種差別、Y字路について。なかなか書き進められていないようですが、そろそろ本腰を入れてください!

Lecon10 (2)-Lecon11 (1)

少しペースアップして、第11課条件法現在の活用まで終了。練習が不足気味になってしまいますが、この調子でいけば何とか教科書の最後まで説明を終えることができそうです。

論文の書き方について

まずは仏作文。 Ce qui nous fait croire si facilement que les autres ont des défauts, c'est la facilité que l'on a de croire ce qu'on souhaite.今回課題は短めです。 「人が賛辞を呈するのは、それによって自分が得をするためにすぎない。」 来年度…

la spontanéité non-délibérée

「言語の現象学について」を本日読了。来週からは、他者問題に関する講義録を読んでいきます。

卒論発表(2)

卒論発表の第二回目。バレエ、健康問題、オーガニック、恋愛ドラマ、アゴタ・クリストフ、ワークライフバランス、ファッションについての発表でした。人数が多かったので、一人ひとりにかける時間が短くなってしまい、ごめんなさい。疑問点などについては、…

Lecon 10 (1)

第10課の説明を、前未来までひととおり終えました。来週は練習をやって、En plusへと進みます。

最善説(3)

仏作文の正解はこちら。Le pouvoir que les personnes que nous aimons ont sur nous est presque toujours plus grand que celui que nous y avons nous-mêmes.今回課題はこちらです。 「他の人々が欠点を持つということを我々がかくも容易に信じるのは、人…

la présence de tous les présents dans le nôtre

テクストは121ページの最初の段落まで。もう少し残ってしまったので、来週はこれを終わらせた後、次のテクスト("Le problématique de l'existence d'autrui d'après Husserl")に進みます。

卒論発表(1)

本日より卒論発表開始。日仏のカップル、フランスのユダヤ人迫害、ウェス・アンダーソンの映画、同性愛を扱った論文について、構成と進行状況をしゃべってもらいました。初回とあって、準備の仕方などうまく伝わっていなかったようでしたね。今度またあらた…

中間試験

本日は4限に中間試験。3限は、ちょっとだけ先に進んだ後、試験勉強の時間にしました。結果はどうだったでしょうか?

来年度ゼミ紹介

来年度の3ゼミおよび4ゼミの内容、さらにはこれまでの慎改ゼミの卒論テーマを、以下に掲載しました。ゼミ選びの参考にしてください。2016年度3ゼミについて2016年度4ゼミについてこれまでの卒論テーマ

最善説(2)

仏作文前回課題の正解はこちら。 L'espérance et la crainte sont inséparables, et il n'y a point de crainte sans espérance ni d'espérance sans crainte.そして今回の課題です。 「我々が愛する人々が我々に対して持つ力は、ほとんど常に、我々自身が自…

la situation fait partie de Cogito

120ページ6行目まで進みました。この調子なら、来週には今のテクストを読み終えることができそうです。

最善説(1)

前回仏作文の正解です。 Les biens et les maux qui nous arrivent ne nous touchent pas selon leur grandeur, mais selon notre sensibilité.そして今回課題はこちら。 「希望と恐れは不可分であり、希望のない恐れもなければ恐れのない希望もない。」 本…