2006-06-26 第11回 現代思想論 死に関する考え方の変化と、人間の有限性をめぐる新たな思考の登場との関係について、前回に述べたことを補足しつつ解説。それから、レーモン・ルーセルの「手法」について。これがどのようなかたちで『臨床医学の誕生』と交叉するのかということに関しては来週やります。 なお、前期レポートについてはこちらをご覧ください。 参考文献ミシェル・レリス『レーモン・ルーセル 無垢な人』、岡谷公二訳、ペヨトル工房、1991年 ミシェル・フーコー『レーモン・ルーセル』、法政大学出版局、1975年