2006-06-27 第12回 青学特講 『レーモン・ルーセル』と『臨床医学の誕生』との交叉する地点として、「構成されたもの」としての「見えないもの」をめぐる分析を紹介した後、マグリット論『これはパイプではない』へと移行。まずは、イメージと言葉との乖離を描いたマグリットの絵画によって我々に与えられる居心地の悪さがいったい何かということについて考察しました。次回は、マグリットの「パイプ」のもう一つのバージョンについても触れる予定。