講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2017-01-01から1年間の記事一覧

自己の解釈学

1630ページ下から18行目まで終了。次回でこのテクストを終えることができそうです。

美しいものへの欲望

まずは仏作文の正解から。 Il y a des gens niais qui se connaissent, et qui emploient habilement leur niaiserie.今回課題はこちらです。 「我々が自分の悲嘆にどんな口実を与えるにせよ、多くの場合、その悲嘆を引き起こすのは欲と虚栄心でしかない。」…

第7課(3)、第8課(1)

複合形における直接目的補語と過去分詞の一致について、複合過去のつくり方からゆっくり説明、練習しました。先週よりは規則をわかってもらえたのではないかと思います。その後第8課に進み、半過去の活用までやりました。なお来週より、準備しやすいように…

ディエン・ビエン・フー(2)

教科書は56ページExercicesのIIまで終了。次回は残りを終えて、第15課「ラスコー洞窟」へと進みます。

モンテーニュ(1)うそつきについて

本日はまず私が発表担当。モンテーニュ『エセー』のなかの「うそつきについて」と題された文章を紹介し、それについてコメントしました。次回からはいよいよみなさんの発表です。

Fridolin vaut un régiment (3)

今学期も仏作文から開始です。前回課題の正解はこちら。 En vieillissant on devient plus fou, et plus sage.そして今回の課題です。 「大抵の人々は、人間を、その人気あるいはその地位によってしか判断しない。」事前に伝えてなかったせいか、今日はあま…

服従と観想

早速テクスト講読を再開し、1628ページの下から10行目まで読了。4世紀の修道院での「自己の検討」の話です。

卒論ひな形ファイルの使い方など

第一回目の今回は、卒論面談、卒論発表のスケジュールについてアンケートをとった後、夏休み中に配布した卒論ひな形ファイルの使い方を説明しました。実際にこれを使用して書くかどうかは自由ですが、少なくとも、レイアウトや構成は参考にしてください。

第7課(2)

前期の最後に説明した複合過去についておさらいした後、En plusの代名動詞の複合過去へ。再帰代名詞と過去分詞との性数一致の話はやはり難しいですよね・・・次回、補語人称代名詞についてやるときにあらためて解説します。

ディエン・ビエン・フー(1)

早速本日より第14課の講読開始。54ページ13行目まで終了しました。次回は56ページのExercicesまで進めたらと思います。

イントロダクション

後期より開始のこの授業では、フランスの思想家たちのテクストを読み解きながら、新たなやり方で考えることができるようになることを目指します。初回の今回は、これから行う授業の概略を説明した後、一人ひとりに自分が考えていることを簡単にしゃべっても…

合宿

9月16日から17日にかけてゼミ合宿を行いました。あいにくの雨となってしまいましたが、バーベキュー、温泉、飲み会をわいわい楽しみました。後期からの授業もどうぞよろしく!

Fridolin vaut un régiment (2)

仏作文前回課題の正解はこちら。 Qui vit sans folie n'est pas si sage qu'il croit.今回課題: 人は年をとるにつれていっそう馬鹿になり、そしていっそう賢くなる。テクストは84ページ9行目まで読了。次回は秋学期です。

罪の赦しと自己の開示

予定通りVの最後まで講読終了。その後、今年度修士論文を提出する予定の3名の方に、それぞれどんなことを書いているかしゃべってもらいました。水曜の中間発表が楽しみです。

第7課(1)

第7課を、複合過去の説明まで終了。夏休み明けに、練習をやりながらあらためておさらいするつもりです。なお来週の試験範囲は第4課から第6課までなのでお間違えなく!

オラドゥール・シュール・グラーヌ(3)

第13課のexercicesを終了。ここまでが試験範囲となります。そして時間が余ったので、試験のことについて少々予告した後、barbapapaのDVDをフランス語で鑑賞。昨年度はバーバパパ誕生のエピソードを観てもらったので、今度はバーバママとの出会い、そし…

Fridolin vaut un régiment

仏作文前回課題の正解はこちら。 Le vrai honnête homme est celui qui ne se pique de rien.今回課題はこちらです。 「狂気なしに生きる者は、自分が信じているほど賢者ではない。」前回読み終えた箇所からの物語の展開をおおざっぱに確認した後、第6章の…

キリスト教における自己の開示

1625ページの下から15行目まで読了。次回は切りのいいところまで読み終えた後、修論準備中の方々に論文の内容を簡単に紹介してもらう予定です。

卒論プランの作り方

まずは仏作文の正解から。 L'honnêteté des femmes est souvent l'amour de leur réputation et de leur repos.今回の課題です。 「愚鈍な人のなかには、自分のことがわかっており、その愚鈍さを巧妙に用いる人がいる。」本日は、前期レポートとして課す卒論…

第6課(2)

第6課を終了。試験範囲はここまでですが、次回の授業では第7課へと進み、複合過去についておおざっぱに説明しておく予定です。

オラドゥール・シュール・グラーヌ(2)

第13課exercicesのivまで終了。次回はvを終わらせた後、主に試験範囲のおさらいを行うつもりです。

Les événements revêtent quelquefois les apparences du plus mauvais roman d'aventures (2)

前回仏作文の正解です。 Le désir de paraître habile empêche souvent de le devenir.そして今回の課題。 「本当の紳士とは、何事も鼻にかけない人である。」テクストは講読はサクサク進み、指定の箇所を読み終えました。二人の母親(候補)と出会うメロド…

夢解釈

1623ページ下から13行目まで読了。ストア派の自己の技術の次は、初期キリスト教の悔悛の話へと進みます。

ギリシアの少年愛と「ホモセクシュアリティ」

前回仏作文の正解はこちら。 La vertu n'irait pas si loin si la vanité ne lui tenait compagnie.今回課題はこちらです。 「女性の貞節はしばしば、自分の評判と平穏への愛である。」本日より、『快楽の活用』のなかの少年愛に関する記述を読んでいきます…

第6課(1)

本日は、代名動詞の活用と用法、さらには命令法の基本的な説明まで終わりました。次回は、例外的な活用をする4つの動詞からです。

オラドゥール・シュール・グラーヌ(1)

本日より第13課に入り、20行目まで読了。次回は52ページのExercicesまで進めそうです。

Les événements revêtent quelquefois les apparences du plus mauvais roman d'aventures (1)

仏作文の正解はこちら。 Quand les vices nous quittent, nous nous flattons de la créance que c'est nous qui les quittons.そして今回の課題です。 「抜け目のない者として見られたいという欲望は、しばしば抜け目のない者となることを妨げる。」テクス…

アスケーシス

ストア派のアスケーシスに関するくだりを、1621ページ16行目まで読み進めました。

性と権力

まずは仏作文の正解から。 Nous oublions aisément nos fautes lorsqu'elles ne sont sues que de nous.今回課題はこちらです。 「美徳は、虚栄心がそれに伴わないとしたら、それほど高められることはないだろう。」本日で"L'Occident et la vérité du sexe"…