講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

ギリシアの少年愛と「ホモセクシュアリティ」

前回仏作文の正解はこちら。
La vertu n'irait pas si loin si la vanité ne lui tenait compagnie.

今回課題はこちらです。
「女性の貞節はしばしば、自分の評判と平穏への愛である。」

本日より、『快楽の活用』のなかの少年愛に関する記述を読んでいきます。古代ギリシアでは「ホモセクシュアリティ」が「容認されていた」、という言い方がどうしてまずいのかを簡単に説明した後、208ページ5行目まで進みました。