講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

有限性

休講や白金祭などでお休みが続いてしまい失礼しました。内容を忘れてしまっているかもしれないと思い、おさらいを少々丁寧に済ませた後、『臨床医学の誕生』についてのまとめを行いました。この著作において提示されている「不可視なる可視性」を、「喪失と回収」および「人間に固有の有限性」という人間学的テーマとつなげてみたんだけど、納得してもらえたでしょうか?


次回からは、「人間の登場」を正面から扱った『言葉と物』に入ります。