講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本日のCLIPS

今日から、仏語の授業においてフレンチポップスを紹介することにしました。音楽からフランスの一面を知ることができるだろうし、何よりフランス語を楽しく学ぶことができるだろうし。そして歌をマスターした人は「フランス語で歌うコンテスト」にもチャレン…

第17回 Francois Ozon (2)

第16課を、64ページのExercicesまで終了。ディクテは63ページ最後の段落"Ozon filme surtout ... du cinema français actuel."です。 そして次は第17課へ。「CPE騒動」のところです。

第17回 La surprise du lundi matin

本日は64ページを終了。上方の日記の部分は予習してくるよう指示するのを忘れていたけれど、みんなアドリブでだいたい答えることができて見事でした。次回のディクテは下の部分のみとなります。 そして次は68ページへ。ちょっと量的に多いかと思いますが、し…

第18回 トリュフォー、オリヴェイラ、アンゲロプロス

まずは先日のガンスおよびラングの映像を、運動と光という映画の二つの本質的要素の強調として解説。さらにそうした強調がどのような効果をもたらしうるのかについても考察しました。 次のテーマはワンシーン・ワンカット。トリュフォー「大人はわかってくれ…

第17回 卒論発表(教育、マンガ、セクシュアリティ、カミュ、カップル)

昨日帰りが遅くなってしまい朝から書こうとしたら自宅からインターネットがつながらなくなってしまい、夜になってようやく復旧。一日遅れの日誌となりました。 まずは仏作文の正解から。 Bois un peu moins de cafe le soir et tu verras que le sommeil rev…

第15回 生の恥辱

ベルクソンによる知覚の定義にもとづいて、中心的知覚と脱中心的知覚について考察。そしてそれらが映像においてどのように現れるのかを極めて簡略に解説しました。 そのあと、自分に直接的利害関心のないものを切り捨てる知覚を倫理的な観点から取り上げなお…

第16回 アナクロニスム(3)

例によってまずは仏作文から。前回分の正解は以下の通り。L’assassin ne se doutait pas du piege tendu derriere la porte. そして今回の課題です。「その政治家はマフィアに属しているのではないかと疑われている。」 今回からは、美術史研究における本質…