講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第16回 アナクロニスム(3)

例によってまずは仏作文から。前回分の正解は以下の通り。

L’assassin ne se doutait pas du piege tendu derriere la porte.


そして今回の課題です。

「その政治家はマフィアに属しているのではないかと疑われている。」


今回からは、美術史研究における本質的要素としてのアナクロニスムの話。芸術作品が三つの時代を混ぜ合わせるという議論は、結構具体的に展開されていたのでわかりやすかったのではないかと思います。第12段落まで進めることができたので、次回はこの章を最後まで終えた後、第18段落"De Manet a Titien"の第3段落までやる予定。発表準備どうぞよろしく。