講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

金曜の授業も2週間ぶり。そして来週はフレッシャーズキャンプのためまたまたお休みです。1年生の方はバスの時間に遅れないように(白金校舎)。2年生の方はdans quinze jours。

ワイン・チーズ講習会

フランス文学会主催のワイン・チーズ講習会が今年も開催されることになりました。奮ってご参加ください!詳細は以下のとおりです(明学仏文科HP「お知らせ」ページより転載)。 日時 6月28日(水)白金キャンパス記念館2階会議室 18時30分〜 (6月8日(木)…

受験案内ページができました

明学仏文科の受験案内ページができました(作成に協力してくれた学生のみなさん、どうもありがとう!)。「リンク集」に加えておきますので、見ていただいてデザインや使い勝手などについていろいろとご意見もらえるとうれしいです。 http://www.meijigakuin…

第4回

「2週間のご無沙汰でした」のでまず前回までの流れをおおまかに辿りなおし、1596頁"Lauro disait..."の前までを訳読および解説。来週のための予習範囲は1597頁真ん中よりやや下の"...ressemblent aux prisons."まで。 なお、来週の昼休みには卒論の説明会が…

第5回

『狂気の歴史』の第2回目。前回のおさらいとして、ルネサンスおよび古典主義時代において狂気がどのようにとらえられ、どのように扱われていたのかということを少々詳しく説明した後、18世紀末以降、狂気が医学的対象となり、主体性の消失(アリエナシオン…

第4回

34頁"Il y a meme des animaux"(アクサン省略)の段落から35頁の2行目まで。予習がここまでの人が何人かいたので、愛、性、欲望について、精神分析の話など。その後で、Michel Tournier"Vendredi ou les limbes du Pacifique"のなかの、愛における表層の重…

第4回

前回のいくつかの質問に対して回答した後、『狂気の歴史』の内容解説。ルネサンスと古典主義時代においてそれぞれ狂気がどのようなものとして扱われていたのかに関するフーコーの分析を紹介。次回は18世紀末に実証的精神医学が成立するプロセスと、狂気の歴…

ついに授業再開です。みなさんGWはどうでしたか?私は父親が上京してきたので東京と横浜を案内。赤坂Aux Bacchanalesでのランチが好評でした。 http://www.auxbacchanales.com/

第4回

今回より『狂気の歴史』。この著作において何が問題になっているのかを簡単におさらいした後、ルネサンスと古典主義時代において狂気がどのようなものとしてとらえられ、どのようなやり方で扱われていたのかについて解説。次回は、近代ではどうなるのかをし…

第3回

今日は前回よりだいぶ進行。"amitie"の項を読み終えて、"amour"の第一段落を終了しました(アクサン省略)。ほぼ予定どおりでOK。来週は、35頁のまんなかあたりの"les organses de la generation"まで進む予定(アクサン省略)。邦訳を利用してもよいので予…

第3回

ようやくみんな座れる部屋がみつかってとりあえずOK。ただ広くて喉がたまらんので、来週はマイクを使わせてもらうかもしれません。 本日は、著作の概観をひととおり終えた後、フーコーの仕事全体を貫く「自分自身からの離脱」というテーマについて簡単に解説…