講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第4回

前回のいくつかの質問に対して回答した後、『狂気の歴史』の内容解説。ルネサンスと古典主義時代においてそれぞれ狂気がどのようなものとして扱われていたのかに関するフーコーの分析を紹介。次回は18世紀末に実証的精神医学が成立するプロセスと、狂気の歴史と「人間学」との関連について。

「当たり前」云々に関して考えをいろいろとめぐらせた人が少なからずいたようで大いに結構。こんな感じでどんどん自分の日常に問題をひきつけてください。