2010-10-18 主体の学 現代思想論 まずは前回に引き続き『監獄の誕生』について。個人一人ひとりについて知ろうとする権力のもとで(動機の解明、情状酌量、精神鑑定などのかたちで)裁判の目標がずらされているというフーコーの指摘を紹介しました。 そして今度は『知への意志』。今日は「抑圧の仮説」について簡単に紹介するにとどめておいて、フーコーの言う「言説の煽動」に関しては次回から。