講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

フーコーの著作

前回の質問に対して簡単に答えた後、これから1年間の講義で扱うフーコーの著作について、その内容およびその「人間とは何か」という問いとの関係を大まかに概説。きわめて簡単に済ませようとしたんだけど、結局60年代の著作までしか終わらず失礼しました。


次回は70年代と80年代について紹介した後、50年代の「前フーコー的」テクストから考察を開始するつもりです。


なお、読んでおくべきテクストとして本日推薦したのは次の2つ。

・「フーコー教授、あなたは何者ですか」(『ミシェル・フーコー思考集成2』453-481頁(No. 50))

・「ミシェル・フーコーとの対話」(『ミシェル・フーコー思考集成8』193-268頁(No. 281))