講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第9回 イマージュ

ラングとムルナウの映像をもとにドイツ表現主義と「力学的崇高」との関係について簡単に解説した後、ベルクソンのイマージュ論へ。本日はまず、「現れるもの」のすべてをイマージュとみなすことによってどのような帰結が得られるのか、そしてそれが映画とどのように関係するのかということについて、極めて簡略に紹介しました。次回からは、このイマージュ論が映画とどのように関係するのかということについて少しずつ話していく予定です。