講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

ベイコン解説

今日はまず、期末レポートについての説明から。近日中に個人サイト上に詳細を掲載する予定ですので、聞き損なった人はそこで確認してください。


そして先週発表してもらったフランシス・ベイコンの解説。「叫び」のテーマに関するベイコンの発言(「恐怖ではなく叫びを描く」)から出発し、ジル・ドゥルーズ著『感覚の論理』を手掛かりとして、感覚を描くとはどういうことなのかを説明してみました。感性と悟性という二つの能力に関するカントの議論など、ちょっと難しかったかなと思いますが、いかがでしたでしょうか?


とりあえずこれで絵画を終了、次回から映画の話に入ります。手始めとして、リュミエール兄弟ジョルジュ・メリエスの映像を紹介する予定です。