講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第6回

『狂気の歴史』第3回目。自由の喪失がどのようにして客体化および罪の消滅へと導かれるのかという質問に対して詳しく回答。その後、「道徳療法」と狂気の内面化について。ここまでに結構時間がかかったせいで最後の「人間学的思考」と狂気の歴史との関連の話が駆け足になってしまいどうもわかりにくかったとのこと、失礼しました。次回はこの問題をもう少し具体的に取り上げ直したうえで、時代背景についての解説へと進みます。