講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

記憶と習慣(3)

前回仏作文の正解です。

Si on croit aimer sa maîtresse pour l'amour d'elle, on est bien trompé.

そして今回の課題。
「凡人は通常、自分の理解を超えることをすべて断罪する。」


まずは「記憶と習慣」テクストの残りを読み終えた後、討論。記憶の話から、無意識、精神、脳、魂の不死へと話題は駆け巡りました。仮に記憶が脳のなかにあるとしても、少なくともそれは、弁当が弁当箱のなかにあるようなやり方とは違うでしょうね。

次回からは、「パロールエクリチュール」です。