講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

思考と自由

先週のデカルトの話がいまいち不評だったのを受けて、私たちの日常により近い話として、思考と自由との関係について考察してみました。私たちの思考は、私たちの行動に何がしかの自由をもたらすことができるけれど、ではその思考そのものの自由とはいかなるものかということについて。そこから、思考を可能にすると同時に制約するものとしての言語の話へ、次回発表予定のソシュールの話へとつないでおきました。


少なくとも、先週の話よりは近づきやすかったようでひと安心。でも哲学はやっぱり無理、というコメントもいくつかありましたが。