講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

権力関係と個人の真理

性の話から権力の話へと移行するにあたり、今日は教師と学生との関係を例として取り上げ、とりわけ試験において、ひとり一人の学生について知ることと権力の円滑な運営とがどのように結びつくのかということを考えてみました。


さらに、そもそも教育とは権力関係そのものではないか、という話をしたところ、これにはやはりかなり抵抗があったようで。これに関してはまだまだ説明不足なので、監獄と学校とがどのように似ているかなど、これからぼちぼち進めていきます。