2008-01-07 Image optico-sonore pure 青学特講 現代思想論 最終回の今日は、知覚と行動との絆をいわばその極限にまで導いたものとしてのヒッチコックの映像と、逆にその絆を断ち切ったものとしてのロッセリーニの映像とを比較。観客の登場人物化と登場人物の観客化については、おそらく理解してもらえたものと思います。そして「思考は行動を止める」ということについても。 おおざっぱなかたちではあるけれど、これでドゥルーズの『シネマ』第一巻をひととおり終えることができました。第二巻は邦訳も出ているので、興味を持ってくれた方はぜひ読んでみてください。