講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第20回 ルノワールと「脱出」

先日に引き続きジャン・ルノワールについて。出たり入ったりの映像を「外」との関係の顕在化としてとらえつつ、彼の作品を貫く「脱出」のテーマとからめながら考察しました。そしてさらに、「素晴らしき放浪者」のパリもやはりひとつの「外」であるということを、マルセル・カルネ「北ホテル」と比較しつつ解説。


来週は校務のため休講です。そして再来週からは担当者による発表開始。準備どうぞよろしく。