講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第15回 マグリット、リュミエール

まずはマグリットの語る二種類の類似について解説。モデルとコピーとの類似を中心に解説した後、参考までに、プラトニスムと超越の思考にも触れておきました。


そしていよいよ映画の話。今日は導入として映画史の流れをごく簡単に紹介し、リュミエール兄弟によるいくつかの作品を上映しました。なかでもフィルムに一枚一枚彩色を施した「カラー」の映像は気に入ってもらえたようで何より。「庭師」の特徴についても結構気づいてもらえたようでしたね。


来週は、できたら(ビデオがみつかったら)ジョルジュ・メリエスの映像についてやります。