講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第14回 イメージの裏切り

予定どおり、ルネ・マグリットの作品「イメージの裏切り」について、ミシェル・フーコーの分析に依拠しつつ解説。この作品が暴露すると同時に動揺させているイメージと言葉との関係についてはだいたい理解してもらえたのではないかと思います。


次は、2つのパイプを同一面上に描くことによってマグリットが我々に喚起する二種類の類似とは何かという問題について。どうやら時間内にはみんな思いつかなかったようなので、来週までに考えといてください。