講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第11回 ベケット「フィルム」(2)

先日見てもらったベケットの「フィルム」について、ベケット自身のテクストをまず紹介し、その後でドゥルーズがどのようにこれを分析しているのかを見ていきました。そして最後にもう一度解説を交えながら上映。先週見たときには見えていなかったものを見ることができたのではないかと思います。


講義としては本日が最後となります。後期はまず、image-perception, image-affection, image-actionについてのドゥルーズの記述を、やはり具体的な作品を見ながら解説していく予定です。