2006-11-28 第22回 『知への意志』(2) 青学特講 まず、前回の質問に対する回答として、フロイトおよびマルクスにおける諸概念について解説。それから、カトリックの告解と精神分析の夢解釈との近縁関係に関するフーコーの分析を紹介しました。次回は、性の問題の社会全体への拡張を可能にしたとされる権力のメカニズムがどのようなものであるかについてしゃべる予定です。 参考文献フロイト『エロス論集』(ちくま学芸文庫) アルチュセール『マルクスのために』 ドゥルーズ&ガタリ『アンチ・オイディプス』