第10回
『臨床医学の誕生』をもとに、「臨床医学」の表面への視線がどのようにして「病理解剖学」の深層への視線へと変化したのかということを解説。それから「人間学」との関連として、人間の有限性を思考するやり方の変化についてさわりだけ紹介しました。次回はこれをもう少し詳しくしゃべったあと、『レーモン・ルーセル』へ。
今日はコメント用紙を忘れてしまって失礼しました。次回は忘れないように気をつけます。でも手持ちの紙に書いてもらったら可愛い便箋などあって結構楽しめました。
参考文献
ジル・ドゥルーズ『記号と事件 : 1972-1990年の対話』宮林寛訳、河出書房新社、1996