講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2013-01-01から1年間の記事一覧

ペロー

本日はシャルル・ペローについて。授業ファイルは以下からどうぞ。フランス学概説ファイル9月27日(掲載終了) なお、今日はプリントが足りなくて失礼しました。以下にpdfファイルでアップしておきましたので、もらえなかった人はダウンロードしてくださ…

後期スケジュール

後期は卒論指導。まずは、先日提出してもらった原稿について一人ひとりにコメントすべく、来週と再来週で個人面談を行います。今日は出席者が少なかったので、後ほど全員にメールで詳細を連絡するつもりです。

我有化と従属化

こちらも今日から講読を始めて、46ページ13行目まで読了。「我有化appropriation」、「従属化assujettissement」という、フーコーの読者にとっては慣れ親しんだ概念が登場しました。

水と火(1)

前期レポートを返却した後、早速講読開始。83ページの5行目まで進みました。仏作文は、来週課題を提出し、再来週から始めることにします。

イントロダクション

こちらは半期ごとの授業ということで、メンバーも(ほぼ)一新。この夏の短期留学も楽しんでもらえたようなので、モティベーションを高めながらやっていきましょう。

後期イントロダクション

本日より後期授業開始。まずは、今学期の授業のやり方について簡単に説明しました。授業ファイルは以下からどうぞ。フランス学概説ファイル9月20日(掲載終了) 次回はペローの話をします。

合宿

4ゼミに引き続き、3ゼミも修善寺にて夏合宿。スポーツ、バーベキュー、花火、宴会と、フルコースで楽しみました。今回は参加者少なめでしたが、その分ずっとみんな一緒に濃い時間を過ごすことができたのではないかと思います。 ではまた9月に!

合宿

8月5日から6日にかけて、一泊二日で4ゼミ合宿を開催。先日提出してもらった一人ひとりの卒論プランについてコメントした後、スポーツ、バーベキュー、そしてコテージでの宴会。明け方までわいわいと楽しみました。 これからはいよいよ卒論執筆開始です。…

ソシエテ・ドゥ・ディスクール

43ページの下から4行目まで終了。とりあえずここで前期終了です。ちょうど半分くらい読めたので、後期で一冊読了できると思います。

フーコー(2)

本日は私が担当して、「性」と「権力」に関するフーコーの文章を紹介。前回の「言説」の話よりはとっつきやすかったのではないかと思います。 次回はレポート。しっかり読んで、しっかり考えてきてください。

第12課(つづき)

第12課まで終了。なんとか今学期予定していた内容を最後まで終えることができました。 次回は期末テスト。プリントをしっかり復習しておいてください。

ワンシーン・ワンカット

本日の授業ファイルは以下のとおりです。フランス学概説ファイル7月12日(掲載終了) 次回はレポート。しっかり準備しておいてください。

卒論の書き方(2)

仏作文の正解はこちら。On a bien de la peine à rompre, quand on ne s'aime plus. 今日は前回に引き続き、卒業論文の書き方について。章立ての仕方や引用の仕方、注の付け方などを、サンプルおよびひな形ファイルを利用して説明しました。これで各自、いよ…

語る主体の稀少化

テクストは40ページ下から9行目まで読了。 なお、今日もまたレポートについて言い忘れたので、ここに記しておきます。 締切:7月31日(水) 字数:3000字程度 内容:現在読んでいるテクストに何らかのかたちでかかわるもの(言説、排除、権力、作…

フライデー(2)

まずは前回仏作文の正解です。Quand on aime, on doute souvent de ce qu'on croit le plus. 『フライデー』の続きを読み終わり、このテクストおよび「主人と召使」に関する討論を行いました。愛においては表面が重要である、という主張に関しては、みんなあ…

フーコー(1)

フーコーの『知の考古学』末尾の部分を発表してもらい、「言説」を「語る主体」を参照せずに分析するというフーコーのやり方について説明しました。いまいちぴんと来なかったでしょうか・・・ 次回は、セクシュアリティの歴史に関するテクストを私が解説する予…

第12課

第11課を終えて、第12課の5行目まで進みました。来週はこれを最後まで終わらせて、それが試験範囲となります。 なお、次回のディクテ範囲は46ページの上半分です。

映像と時間

本日の授業ファイルは、大学サーバの調子がいまいちなので、ひとまず画像ファイルで以下にアップしておきました。フランス学概説ファイル7月5日(掲載終了) 来週は、本日観てもらった映像について解説した後、前期のまとめを行う予定です。

卒論の書き方(1)

まずは仏作文。前回の正解はこちら。Les occasions nous font connaître aux autres, et encore plus à nous-mêmes. 今回の課題はこちらです。「二人がもはや愛し合っていないとき、別れるのにたいそう苦労する。」 本日より、卒論の書き方について。まずは…

「真なるもののなかに」

36ページまで読了。メンデルの話の途中まで終わりました。研究分野の後は、語る主体の稀少化へと進みます。

フライデー(1)

前回仏作文の正解はこちら。Pour être un grand homme, il faut savoir profiter de toute sa fortune. そして今回の課題です。「愛するとき、人はしばしば、最も強く信じているものを疑う。」 今日から『フライデー』の一節を講読。いつものテクストより少…

サルトル(2)

サルトルの2回目は、「実存は本質に先立つ」という主張について。これを踏まえて、前回の「自由」の話にも少々補足を加えてみました。「存在」の話、「無意識」の話などが出てきて、今日はちょっと難しかったようですね・・・ 次回からミシェル・フーコー。…

第11課

今日から第11課へ。46ページ下から5行目まで終了しました。 次回ディクテは第10課の残り半分です。

知覚と行動

本日の授業ファイルは以下からどうぞ。フランス学概説ファイル6月28日(掲載終了) 次回は、ヒッチコック「ロープ」、トリュフォー「大人は判ってくれない」などを扱う予定です。

権力と知

前回仏作文の正解はこちら。L'accent du pays où l'on est né demeure dans l'esprit et dans le coeur, comme dans le langage. そして今回の課題はこちらです。「ふとした機会が我々のことを、他人に対して、そしてそれ以上に我々自身に対して知らしめる。…

ワイン講習会

午後6時より、恒例のワイン講習会が開催されました。「南フランスのワイン」をテーマに、いろんなワインとチーズ、そしておいしいバゲットを楽しみました。1,2年生の方も、20才になったらぜひ参加してください!

研究分野と真理

34ページ8行目まで終了。研究分野disciplineに関するここの記述は、とくに『言葉と物』と大きく関連しています。

主人と召使(2)

まずは仏作文の正解。Nous ne ressentons nos biens et nos maux qu'à proportion de notre amour-propre. そして今回の課題です。「偉大な人物になるためには、自分の運のすべてを利用する術を知らねばならない。」 テクストは「主人と召使」を読了。次は、…