講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2012-12-04から1日間の記事一覧

幾何学的構成と想像的構造

テクスト198ページ下から12行目まで読了。「ラス・メニーナス」の消失点が扉に置かれる一方で、その幾何学的水平線が王の眼の高さにあるということ。ここから、「絶対的主体」としての王の地位が示されることになります。

真の生から別の生へ

今回はキュニコス派の生。ギリシアにおいて一般的に「真の生」とみなされていたものを、キュニコス派がどのようにして極端化し、反転させて、「別の生」を生きるに至るのかということを説明しました。

死後でなければ・・・(4)

仏作文前回の正解および今回課題です。La reconnaissance de la plupart des hommes n'est qu'une secrète envie de recevoir de plus grands bienfaits.「かなりの人々が財産を軽視するが、それを(他の人々に)与えることのできる人はほとんどいない」 テ…