講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

自己への配慮への配慮

『ラケス』の冒頭および中盤について簡単におさらいをした後、エピローグを読み、解説していきました。神によってソクラテスに与えられた使命が実際に果たされて、皆が自己への配慮へと向かう様子が描かれていましたね。


ソクラテスの倫理的パレーシアについては以上で終了。次回より、生そのものによって真実を表明するキュニコス派のパレーシアの話へと移ります。