講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

エウリピデスのパレーシア(4)

今日は前回に引き続き「イオン」。劇の展開にパレーシアが大きく絡んでいるということを、パレーシアが問題となる二つの場面の分析を通じて説明してみました。


次回は、やはりエウリピデスの作品「オレステス」のなかで、パレーシアという語が悪い意味で用いられている例を紹介します。