講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

自由の刑

ベルクソンの後はサルトル。『存在と無』第四部の自由に関する記述について発表してもらいました。「即自」、「対自」、さらには「無化」など、サルトルに固有の用語がいくつも出てきてしまってちょっとわかりにくかったかもしれませんね。でもそれにしてはうまくまとめてくれたように思います。


人間は自由であることをやめることはできない、というサルトルの主張に関して、来週は「実存主義」という観点から再度検討してみようと思います。テクストは例によってBBSより入手してください。