解釈の外にとどまること
前回に引き続き、『知の考古学』について。そもそも「知」そして「考古学」というフーコーの用語について説明するのを忘れており、失礼しました。今日はそこから始めて、人間学的思考から解放された歴史研究とはどのようなものかについてごくおおざっぱに解説しました。「語られたこと」の背後に「語られざること」を探し求めるのではなく、徹底して「語られたこと」のレヴェルにとどまるものとしての「考古学」。
とりあえずこれでひととおり今年度予定していた話は終了です。年明けすぐの授業では、1年間の総まとめをやる予定。そしてその次はレポートです!