2009-12-14 知の考古学 現代思想論 まずは、「人間学の眠り」について少々詳しくおさらいしました。人間の有限な能力と物自体とはいずれも認識の可能性の条件を構成しているという観点から前回の話をとりあげ直したんだけど、少しはわかりやすくなったでしょうか? そして今度は『知の考古学』へ。人間学的思考から解放された歴史研究の方法としてフーコーが提示する「考古学」とはどのようなものか、解説していきます。