講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

・フランス語2(Cクラス)

方針変更です。


1年生の頃は語学ばっかりでつまらなかった、という卒業生の意見をもとに(そしてせっかく大学なんだから、という私自身の多少ともアナクロニックな発想のもとに)、この授業では、フランスの文学、芸術、文化などについての話を交えながらゆるめに進めて行こうと思っていたんだけど、今日の授業後、やはりもっとフランス語をちゃんとやってほしいという要望がありました。そもそも語学の授業なわけだし、それがみんなの希望とあればもちろん、そちらに従いたいと思います。早めに言ってくれてどうもありがとう。


したがって次回からはやり方を大幅に変更、プリントもあらためて作り直してくるつもりです。今後の基本方針は以下のとおり。


1) 他の授業を補うというスタンスをやめて、授業の独立性を確立する。
2) フランス語習得に直接関連のない話を封印する。


ちょうど来週はフレキャンがあるので、そのときにいろいろみんなの意見を聞かせてもらえるとうれしいです。


・フランス語演習(Aクラス)

こちらは文法の授業なので最初から語学一徹。本日も粛々と第5課を終了しました。内容は、とくに形容詞について。


そして次回はいよいよ中間試験を行います。範囲は第1課から第5課まで。ディクテを10題と、多少応用を含んだ文法問題を出題する予定。いずれにしてもExercicesに出てきた表現しか出ませんので、とにかくそこを徹底的に復習しておいてください(自由課題のTravaux Pratiquesは範囲外)。勉強を進めるなかでわからないことなどあったら、フレキャンのときに教科書を持って来て質問してくれても結構です。