「言語には差異しかない」
本日はソシュールについての発表。図解や実演などを駆使しつつ非常に丁寧かつ詳しく説明してくれて、見事でした。何より、言語を考察の対象とすることの興味深さがみんなに伝わったのではないかと思います。
今後の授業にもつながる内容として最も重要なのは、関係を項に優先させるという考え方。パロール、ラング、ランガージュ、さらにはシニフィアン、シニフィエといった用語についても、基本的知識として頭にとめておいてください。
参考文献
フェルディナン・ド・ソシュール『一般言語学講義 コンスタンタンのノート』
次回は、最後に書いてもらったコメントをもとにして今日の内容を補足した後、レヴィ=ストロースについての発表をやってもらう予定です。