講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

マネ、ティツィアーノ

今日から発表開始。まずはマネ「オランピア」とティツィアーノウルビーノのヴィーナス」との比較ということで、マネとそのいくつかの作品、さらにはダニエル・アラスによる分析を紹介してもらいました。みんなしっかり準備してきてくれていて大変結構。


そしてそのあとで、私の方からとくに問題の2枚の絵の関係について補足的に説明しました。そのうえでマネによる「表面性」への注目とその強調について一つ質問を提出。ちょっと難しかったかと思うので今度ゆっくり解説します。


次回は、ちょっと順序が前後してしまいましたがティツィアーノの紹介と、今日の補足、そしてマグリットの発表へと移行します。