第6回 Cinema1第3章(1)
今日からモンタージュの話。ドゥルーズが言う4種類のモンタージュのうち、今日は、アメリカ的モンタージュ(「有機的」)とソヴィエト的モンタージュ(「弁証法的」)について、グリフィス監督「國民の創生」とエイゼンシュテイン監督「十月」を部分的に見てもらいながら解説しました。なお、これらの作品そして見てもらったシーンは、テクストで取り上げてられているものというわけではなく、あくまでも私が選んだもの。できるだけドゥルーズの言っていることが伝わるようなシーンを選んだつもりなのですが。
次回は、ソヴィエト的モンタージュをヴェルトフの映像によって補足した後、戦前フランス映画(アベル・ガンス)とドイツ表現主義(ムルナウ)について話すつもりです。