講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第1回 イントロダクション

現代思想論と青学特講ではいずれもドゥルーズの『シネマ』を解説していきます。


映画半分、哲学半分、という感じで、毎回一つは何らかの映像(基本的にドゥルーズが扱っている映画の一部分)を見てもらう予定。本日はD.W.グリフィス監督『イントレランス』(1916)のなかのバビロンのシーンを上映しました。映画用語や哲学用語には必ず説明を加えながら、ぼちぼちとやっていくつもりです。


なお、黒板にも書いた参考文献を以下に転記しておきます。

ジル・ドゥルーズ『狂人の二つの体制 1983-1995』
ジル・ドゥルーズ『記号と事件』
ロベルト・デ・ガエダーノ編『ドゥルーズ、映画を思考する』
アンリ・ベルクソン/ジル・ドゥルーズ『記憶と生』
アンリ・ベルクソン物質と記憶
岩本憲児、波多野哲朗編『映画理論集成』
黒澤清他『映画の授業』


それから、ページ左「リンク集」の「フランス関連」に「Web Deleuze」へのリンクを加えておきました。講義ノートなどを読むことができますので、どうぞご利用ください。さらにその下「映画を探す」には映画検索サイト「Allcinema」もあり。