講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第24回 「表面と深さ」

トゥルニエのテクスト「表面と深さ」を読んで考えたことをまず書いてもらい、その後で、「経験」を「超越」したものに真理を見い出そうとする思想と、「経験」そのものの価値を復権しようとする思想との対立について私の方から解説。その上で、後者の思想が「表面」の側にあるとみなされるのかそれとも「深層」の側にあるとみなされるのかという問いを提出しておきました。


プラトンからサルトルまでいろんな哲学者の名前が出て、それぞれについてそんなに詳しく紹介する時間もなかったので、結構混乱してしまったのではないでしょうか。1月の最後の授業でもう一度ゆっくりと説明するつもりです。