2006-11-21 第21回 『知への意志』(1) 青学特講 まず、個人を作り変えるテクノロジーとしての「ノルマリザシオン」について解説。それから、『性の歴史』第一巻『知への意志』へ。今日は、抑圧の仮説とそれに対するフーコーの異議申し立てを明確にするところまでやりました。次回は、性に関する言説の増殖をめぐるフーコーの主張を、カトリック教会における告解の秘蹟と関連づけつつ紹介する予定。 参考文献ミシェル・フーコー『知への意志』 ミシェル・フーコー『異常者たち』 ミシェル・フーコー『フーコー・コレクション5 性・真理』 フロイト『精神分析入門』