講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第19回『監獄の誕生』(2)

今日はまず、学期末レポートの締切、提出方法などについて簡単に説明しました。これについては、次回の授業でもう一度しゃべるつもりです。また、近日中にWeb上にも詳細を掲載する予定。


『監獄の誕生』については、前回の話を簡単におさらいした後、規律権力と監獄との関連について解説。そして規律権力に特有の「装置」としての「パノプティコン」について、その特徴と機能とを紹介しました。次回は、主体に関する知がどのようなやり方で規律権力にとって有用なものとなるのかということを見ていきます。