講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第13回 ヒッチコック&ロッセリーニ

後期第1回。レポートの評価基準、授業計画について簡単に説明。今学期もまずは映画からやります。


今日は、アルフレッド・ヒッチコック監督『マーニー』のなかのティッピー・ヘドレンがショーン・コネリーの会社で盗みをはたらくシーンと、ロベルト・ロッセリーニ監督『ヨーロッパ1951年』においてイングリッド・バーグマンがジュリエッタ・マシーナの代わりに工場に働きに行くシーンとを上映し、気づいたこと、考えたことを書いてもらいました。来週はこれらの映像の映画史的意義を、ジル・ドゥルーズの映画論にもとづいて考察する予定。