講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

第12回

まず、前回の続きで"bien"と"beau"について。とくに今回は美的判断に関して、それが快・不快の感情にもとづく主観的なものでありながら普遍妥当性を要求するものでもあるというカントの分析を紹介。「崇高」についても少々。


それから、文章の書き方の基礎として、明晰な文章を書くためのいくつかの注意事項を説明。一文を長くするよりも短い文に切って適切な接続詞によってつなぐ、無駄なレトリックを排除する、などなど。まずは前期のレポートを書く際に参考にしてください。