第8回
本日は、現象学的思考とマルクス主義が人間主義においてどのように交叉するのかということを改めて解説。その後、構造主義について、ソシュールの言語学とレヴィ=ストロースの文化人類学を例にとって極めて簡略に紹介しました。次回は、フーコーと構造主義との関係について触れた後、ようやく『臨床医学の誕生』へ。
参考文献
ルイ・アルチュセール『マルクスのために』、河野健二他訳、平凡社、1994年
エドムント・フッサール『幾何学の起源』(ジャック・デリダによる序説)、田島節夫他訳、青土社、1992年
ジャン=ポール・サルトル『実存主義とは何か』、伊吹武彦、海老坂武、石崎晴己訳、人文書院, 1996年
クロード・レヴィ=ストロース、『親族の基本構造』、福井和美訳、青弓社,、2000年
なお、今日授業の最初にお伝えした前期レポートの締切、形式等を下に記しておきますので、確認してください。