講義日誌 yasuyuki shinkai

明治学院大学文学部フランス文学科 慎改康之

2006-12-22から1日間の記事一覧

本日の映画について補足

本日上映した2本の映画の監督フランシス・ヴェベールは、特殊研究、現代思想論、青学特講のなかで「セクシュアリティ」がらみで紹介した"Le placard"(『メルシィ人生』)の監督でもあります。観ていただいたとおり、コメディ映画が得意。 『奇人たちの晩餐…

第24回 "Tais-toi !"

1年仏語と同様の事情により、こちらも映画。当初の予定は『霧の波止場』だったのを変更、やはりFrancis Veber監督作品"Tais-toi !"(『ルビー&カンタン』)を上映しました。こっちの方が毒も少なくすっきりと笑えたようで。ジャン・レノがたびたび口にしてい…

第24回 "Le diner de cons"

試験範囲が終了したので、本日は映画鑑賞。Francis Veber監督の"Le diner de cons"(『奇人たちの晩餐会』)を観てもらいました。極めてフランス的な毒のあるコメディーでしたが、概ね楽しんでいただけたのではないかと思っております。 1月はまず試験。正月…

第24回 「表面と深さ」

トゥルニエのテクスト「表面と深さ」を読んで考えたことをまず書いてもらい、その後で、「経験」を「超越」したものに真理を見い出そうとする思想と、「経験」そのものの価値を復権しようとする思想との対立について私の方から解説。その上で、後者の思想が…

おまけ

ひとまず今日で年内の授業はすべて終了。メリー・クリスマス、そしてよいお年を!